有給休暇とは皆さん良く聞くでしょうし、ほとんどの方が利用されたことがあると思います。 でも、有給休暇について事細かに知っているという人は少ないと思います。 有給休暇とは、労働基準法に定められた労働者の権利です。 1年間で6ヶ月以上の出勤日があって、しかもその8割以上出勤した場合に貰えます。 どのくらい貰えるかというと、入社初年度で10日間、以降だんだん増えていって勤続6年半で最低20日間になります。 これは最低条件ですから、もしあなたがこれ以上貰っていたらその会社は良い会社です。 利用目的は基本的に労働者側の自由で、取得時期も労働者が勝手に決められます。 取得権利の翌年までの繰越も認められています。 「有給」とは、休みなのに出勤扱いするということです。
しかし、こんなに素晴しい有給休暇ですが、実際にどのくらい利用しているかというと、 あるデータによると、3割の方が1〜5日、6〜10日が25%、0日というのが8%もいました。 つまり、有給休暇を10日以内しか取っていない人が全体の6割もいるということです。 しかも、近年は不況とリストラの影響で、毎年取得日数が減少しているそうです。
何故、有給休暇を取得しないのかについては、その理由は調査では判然としません。 実際には、職場の雰囲気は有休を取りやすい方向に向かっているとは言えますが、 取り難くて取得していない人が2割、取りやすいのに取得していない人も約2割もいます。 申請を出すと上司から嫌な顔をされるなんていうようなパターンは減りつつあるのでしょうが、 それでも取りづらいというのは、周りの同僚からの暗黙のプレッシャーではないでしょうか? 特に、看護師のように交替制で働いていると、シフトに穴が開くことをみんな嫌います。 休んだ人の分を誰かが代わりに負担しなければならず、その負担を皆経験するから、 休みたくても休めない雰囲気が出来上がってしまうのではないでしょうか? 妙な職場の連帯感が強いところこそ、逆にその傾向が強いのかもしれません。
また、周りはそうではないけれど、自己規制して休まない。休めるけど、仕事が溜まるのが嫌で出勤してしまうというのもあります。 一種のワーカホリック(仕事中毒)なのでしょうけど、これは一人ひとりの意識の改善しか方法はありません。
周りをよく見て、皆何となく有給を取ってないなと感じたら、やはりその職場はそういう「文化」が出来上がってるのかもしれません。 転職情報サイトを利用してみると、コンサルタントさんがそういう裏事情を教えてくれます。 そんなコンサルタントさんに任せて、より良い転職をしてみましょう。